貨物輸送保険

陸路、海路、空路で─生産および取引の貨物は、出荷地から目的地までの輸送中に様々なリスクにさらされます。とりわけ、国境をまたぐ複合一貫輸送においては、輸送に伴う保管等も含め、長くまた不測の事態が多い輸送路での度重なる積替えの過程で、貨物にかかるリスクは、定性的に見ても定量的に見ても極めて大きいものです。貨物輸送保険は、損傷または紛失による財務的な影響に対する保護を提供します。基礎となる保険価額、補償限度額および有効地域は、実際のニーズによって決められます。損害のリスクに基づいて、国際的にはとりわけインコタームズにより、保険料の計算およびカバーの決定に関する様々なオプションが可能です。海事検定人および純粋な経済損害にかかるコストおよび追加コストについても、適切に付保することができます。

責任範囲が貨物に対する損害のリスク以外にも及ぶ場合、または自社による輸送の場合は、運送業者のための交通賠償責任保険や運送賠償責任保険によって保険カバーを拡張することができ、さらには、例えばピッキングや部品組立といった輸送以外の給付を含む包括的な物流保険カバーも可能です。

必要に応じて、見本市および展示、自動車で輸送される貨物、サンプル、違約金、美術品および正貨ならびに旅行手荷物に対する保険カバーを、追加または単独で設定することが可能です。